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世界各地のお葬式
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【世界各地のお葬式】

国によって文化や宗教が違うように、葬儀の形式も様々です。

ここでは、そんな世界各地のお葬式をご紹介します。

世界各地のお葬式

韓国  ・沖縄  ・ドイツ  ・フランス  ・イギリス 

チベット  ・アイスランド  ・ハワイ  ・アメリカ

韓国

 

韓国

お隣の国、韓国でのお葬式は、日本とどのような違いがあるのでしょう?韓国でのお葬式の始まりは、遺族の大きな泣き声から始まるそうです。故人の魂は、あの世からの使者が迎えに来てくれると考えられていますので、遺族の一人が、屋根の上にのぼり、故人の服を北に向かって振り、合図します。庭には、あの世からの使者のための食事と、草履まで用意し、あの世からの使者を迎える準備をします。        

韓国でのお葬式では、日本の喪服にあたる、生成りの韓国服を着ます。儒教では、親の死は、子供の誠意が及ばなかった為とされる為、遺族は色のついていない、粗末な服を着て罪を表します。韓国のお葬式は、三日間に渡って行われ、故人の思い出話や、慰めの歌等の披露があります。お葬式の後は、お花で飾られた輿に棺を乗せて墓地へと向かい、土葬にされます。埋葬する際には、あの世へ持って行くパスポートのように、故人の氏名、出身地を書いた旗を、一緒に埋めるそうです。

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沖縄
 

独自の琉球文化を守ってきた沖縄は、独自の文化、風土があり、お葬式に関係する儀式などもかなり違っているようです。沖縄のお葬式では、かつては沖縄ならではの方法として、洗骨と埋葬の二度のお葬式を行う「二回葬」があります。本土では、なじみの無い洗骨ですが、埋葬した遺体が朽ちる数年後に掘り出して、骨を出し洗うというものです。洗骨後の骨は、陶器や木製の骨壺に入れて、再度お墓に埋葬することとなります。

最近では、昔ながらのやり方に変って、火葬をすることも多くなったということです。お墓は、門中と呼ぶ、一族で使う門中墓が一般的で、お寺の境内にこじんまりと建てるのではなく、広い丘陵地などに、変った形のお墓を建てるのが、一般的のようです。八重山諸島地域の、旧正月の十六日には、お墓の前に家族、親族が集まり、祭りを行うということです。

沖縄
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ドイツ

 

ドイツのお葬式は、一般的に土葬での葬儀が多いと言うことです。

ドイツ

墓地へと遺体を運ぶ時、ドイツでは厳かな葬列で、墓地まで移動しますが、最近では、都市部での葬列は、条例で廃止となっています。葬列でのお葬式では、黒いシルクハットや衣装の遺族と参列者が、馬車での霊柩車や、棺持ちと呼ばれる人の手で運ばれる、棺の後から歩いて行きます。お葬式の葬列が続く間は、教会の鐘が打ち鳴らされ、この葬列の先頭には、ブラスバンドが葬送曲を演奏しながら墓地へと向かう場合もあります。

墓地に着くと、司祭が土を棺の上に三回かけて、遺族が後から続いて土をかけていきます。穴が埋まると、棺の形に小さな山にして、土を盛り上げ、後日、遺族が土を盛った場所に花や樹木等を植えます。

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フランス

 

フランスのお葬式は、多くがカトリックの信仰にのっとって行われます。

遺体を寝かせる棺は、船の形をしており、これに布を掛けます。この布は、子供は白の布を、大人は黒い布を掛けるものとされています。そして、その上に故人のイニシャルの入った盾を載せるのです。 お葬式の会場には、黒いカーテンが貼られます。

フランス パリ

式場の飾り付け、遺体の納棺等の、お葬式の基本的な部分を区営の公社が行い、フランスでは、お葬式に関する料金、サービスは厳しい既定があるのです。 お葬式も福祉の一環と考えていて、社会でケアをするものであるというシステムが徹底しており、お葬式にかかる費用は、日本のお葬式よりもずっと安くてすみます。フランスでは、どんなに有名な人も、名もなき庶民でも、同じ大きさの土の中で、永遠の眠りにつくという訳です。

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イギリス
 

イギリスのお葬式は、死というものもプライベートなもの、との考えから、悲しみを各自で噛みしめると言われています。

お葬式も少人数で行われる簡素なものですが、自然や花を愛するイギリス人は、悲しみの気持ちを、それぞれ花束を贈ることで表現したりするようです。

イギリス イギリスらしさという意味では、お葬式で使われる霊柩車が、一般的には車両タイプであったり、伝統的な馬車タイプであったり、と言ったことがあるようです。 遺骨は、灰になるまで完全に燃焼させた火葬が、一般的ですが、遺灰は、墓のまわりや公園墓地、自宅の庭などに撒き、バラなどの花や木が植えられ、公園のようになるということです。亡くなった後にその地で木を育て、花を咲かせ、その花や木を見て故人を偲ぶのです。
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チベット
 
チベット

世界の屋根といわれるチベットでは、今でも、遺体を鳥に食べてもらう「鳥葬」がされています。鳥葬とは、亡くなった方の遺体を、鳥に食べさせる埋葬の仕方で、チベットの人から見ればごく一般的なお葬式です。魂の抜けた肉体を鳥に布施して、鳥とともに舞い上がり、天に還るといわれ、遺体を扱う人を「天葬師」といい、鳥葬は「天葬」とも呼ばれるものです。

チベットの人たちは、自らをも自然の一部と考え、他の生物へ肉体を布施することで、天に還り、魂は生まれ変わると信じています。鳥葬でのお葬式は、厳しい自然環境のもとで暮らすチベットの人々にとって、最も自分たちの理に叶った、お葬式の方法といえるのです。肉体から離れた魂が、まだ遺族の周りにいて、彼方へと渡ろうとしているのに、故人の名を呼んで呼び戻してしまうといけないからと、人々は故人の名前を四十九日間、絶対に口にしないということです。

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アイスランド
 

長寿国アイスランドでのお葬式は、泣いてる人の少ない、いさぎよいものという印象が強いものです。

アイスランドでは、身内や友人が訃報を、追悼記事にして新聞に載せます。お葬式の情報はもちろん、
家族構成から生い立ち、友人や知人の一人一人からのメッセージ等、到底、一コマでは収まりませんので、1ページにも上るものになります。新聞にはそんな記事が毎日5-8件も載り、アイスランドに暮らすお年寄りは、この追悼記事に必ず目を通す習慣が身に付いています。

28万人余りの人口の、アイスランドの人々にとって、今日行われるお葬式が知り合いのものだという可能性がものすごく高く、住んでる町の教会の鐘が鳴れば、亡くなった人は自分の良く知る人と言っていい程なのです。

アイルランド  
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ハワイ
 

南国の穏やかなハワイですが、ここでは、どのようなお葬式が行われるのでしょうか?

ハワイでのお葬式は、生きていた事を記念する意味を持つお葬式で、唄やフラダンス、スライド、ビデオショーまで行います。ハワイでのお葬式で特徴的なのが、お葬式の服装です。日本や、多くの国のように黒ずくめではなく、色とりどりで、アクセサリーも、沢山付けて構いません。最近では、遺族がお揃いの服装で、お葬式に出るというのが流行っているようです。数あるブランドの中でも、マヌへアリイというブランド人気を集めています。ハワイでは、棺の中の遺体も、マイレレイ等、色とりどりのレイで飾られ、棺にも多くのレイが掛けられます。アメリカの中でも、ハワイは特別なお葬式の形態を持っているようです。

マヌヘアリイ
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アメリカ
 

お葬式においても、アメリカには、日本で行われているような互助会システムはありません。ですから、自分のお葬式を自分が生きているうちに契約して、自分で準備するシステムが主となります。お葬式の生前契約時、葬儀ディレクターとお葬式の細かい部分、遺体の着る事になるドレスや、お葬式の花に至るまで決めていきます。

自由の女神

以前のアメリカのお葬式は、教会で行われ、墓地も教会の墓地ということがほとんどでしたが、近頃は、葬儀業者でのお葬式が増え、教会でのお葬式はわずか5%程度になっています。葬儀業者でのお葬式は、葬儀業者の経営する公園墓地の中に建てられた、フューネラル・ホームで行われます。アメリカのお葬式は合理的なシステムで支えられていますが、根底には故人を思う心から、最後のお別れを前向きに受け止めようとする考えがあるからです。

1882年に創立されたエンバーミングカレッジというお葬式の学校は、シンシナティ葬儀科学大学で、オハイオ州にあります。遺体に対して行う、消毒や化粧、防腐や復元などの処置全般を意味し、顧客獲得、遺体の処理からお葬式、埋葬にいたるまでトータルに行える産業として学習します。

葬儀業をアメリカで行う場合、エンバーミングの資格と葬儀ディレクターの資格が無ければ出来ません。

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